移動祝祭日

カルチャー・旅行・試行錯誤

かつて魔窟の国

 

香港旅行の後編 三日目と四日目、あと全体のまとめです。タイトルの魔窟は九龍城的な意味でつけました。ぜんぜん香港っぽいタイトル浮かばなかったので自作です。上海ならいっぱいあるのになぁ~~

前編は下記リンクです

karoyaka.hatenablog.com

 

 

<3日目>
 死ぬほど詰め込んだ香港観光の1日でした。この日30000歩近く歩いてるんですよ、やばくないですか? 消費カロリー700以上だよ。もう何食べてもよくない?(よくない)

 ホテル近くで、初心者にもおすすめと書いてあったお店で飲茶を済ませました。

 

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(人生初飲茶~~)

 飲茶っていうのは、中国広東省、香港、マカオを中心に行われている習慣で、中国茶を飲みながら点心を食べることだそうです。今はあんまり聞かないですが、世界三大美食の国なだけあって、ごはんがあちこちおいしくて幸せでした。

 

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 フォトジェで有名な、(たぶん海外では本来の歴史観よりもおしゃれだからって意味で有名そう)な黄大仙(ウォンタイシン)廟へ。ウォンタイシンという香港の有名な大仙人のお墓で、道教のお寺らしいです。

 

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 道教独特のカラーである金黄色の屋根に、精細彫刻の仏像、赤い円柱が立つ、とにかく豪華で古典的なイメージの建物でした。奥のほうに庭園があり、表のお寺だけでなく会員しか入れない場所もあるなど、意外に広い場所でした。香港のお線香ってきらきらしてて長くて大きい! 

 

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 日本と違って鉢にさすだけでなく、3回頭を下げて、お祈りしたあとに捧げる形式らしいですね。ちなみに占いが人気だそうでしたが、日本語対応が見つからなかったので今回はあきらめました。今度はいきたいね。

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 それにしてもとにかく豪華絢爛で、見ごたえありました。ザ・フォトジェニックってかんじです。

 

 

 

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 そこからメトロでわたしが生まれた病院を見に行きました。外装を見に行くだけのつもりが、思ったより遠くて、しかも死ぬほど坂の上にあるんですよ。死ぬかと思いながら歩きましたね。

 

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 病院は総合病院でメチャ広く中にスタバまでありました。それにしても都市が本当にシムシティっぽい。あとベランダがないので、換気扇を外の壁に貼り付けている高層な建物が多く、不思議なでこぼこがあちこちにあっておもしろかったです。海外のスタバ、トールとかって頼まないんですね、普通にミディアムとかでした。そのお店だけなんかな。

 

 

 

 香港の海と建築美を一望できる公園に立ち寄りました。ヴィクトリアパークっていうのかなこれ。

 

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 父はこの辺に住んでいたんだとか。潮風はそこまで磯っぽくなく、風が強く、青は日本の青よりもずっと緑がかったティファニーブルーみたいな色合いでした。フィルターありなしでもあんまり変わらなくてびっくりしたもんね。

 

 

 死ぬほど迷いながら、わたしが一番行きたかった文武廟へ。

 香港最古の道教のお寺で、文神と武神が祀られているのだとか。香港がイギリスにより植民地化された後、1847年に中国人の実力家によって建てられたお寺で、民家のような小さな建物です。

 

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 3つに分けられた建物の中はお線香が絶えず焚かれ、捧げられています。また廟のなかには、渦巻き状の大きな線香が有名で、この線香の煙は、祀られている神への敬意を表するためのお清めの意味と、煙を絶やさないことで神への思いを絶やさないようにとの意味も込められているそうです。

 

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 フォトジェというより美しく映える画があるかんじかなあ。光が差し込む様子とか、日本と違うお線香の香りとか、これぞエモという風景でした。

 

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 いわゆる百万ドルの夜景がみられる香港一高い山、ヴィクトリアピーク。ほんとはピークトラムにのっていくべきなんですが、死ぬほど混んでたので断念。

 

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 いまではそこまで珍しい夜景風景でもないと思います。百万ドルとまではいかないと思いますが、香港の夜景と百万ドルと呼ばれた時代には、ここまで夜の明るい町があること自体が珍しいと思うので、そのときはたしかにそれだけの価値のある風景だったのかもしれません。

 

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 風がめちゃくちゃ強くてべとつき、髪がすべてさらわれながら、ぐるっと見て回る感じでしたが、もし自分がずっと香港で生きていたら、わざわざここに来ることもないのかなと思うとちょっとエモかったです。

 

 

 

 山を下りて、香港の名物ストリート、女人街(ノイヤンガイ)へ。

 

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 たくさんの露店並ぶ、チープでディープな世界で、たくさんの露店やお店が日々にぎわっているエリアだそうです。九龍でもっとも有名なナイトマーケットで、いかにもなチャイナ服やイミテーションのバッグ、中華茶器などなど夜12時すぎまであかるい露店ストリートです。

 時間がなくて購入まで行きませんでしたが、この近くはわたしも手が出やすいコスメショップがあったりして、歩き回るのが結構楽しい街です。

 

 ザ・香港ってかんじなので、行く人はぜひぜひ足を運んでほしいですね! 今度はわたしもなにか買いに行きたいなあ。
 いかにもってかんじで、ネオンもあかるく、けっこう上がります。

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<4日目>
 あまりの疲労に耐えかねて、お土産などを爆買い日本人化しながら帰国しました。そしてアルバイトの入社をすっぽかすバカをやらかしました。(なんとかなってよかったね)

 

 お土産として購入したのはクッキーカルテットのクッキーです。香港はクッキーブームだそうで。みんなに配る用と、自分用のバタークッキーを購入。バターきいててめちゃくちゃおいしい。百万個食べたい。

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 あとは一年位前から流行っているメディヒールを三パック。ほんとうはかわいい茶器みたいなものを購入しようと思ったのですが、微妙に時間がなく……。

 

 あとはお母さんへのお土産にランコムのジェネフィックアドバンストと、化粧水と乳液。自分用にも一本買いました(ヤバ) しかもプラスでリップも買ってるからね。ほんとに積みリップふやしてどうするんだ。唇も顔も一個しかないの、たぶん理解してないんですよね。

 

 脳みそがないので美容液を買い、そして美容液を買っています。

 旅のお供の読書は、京極夏彦鉄鼠の檻よしもとばななのチエちゃんたちの夜です。京極夏彦は文庫本で1400ページくらいあるので、旅にお勧め。よしもとばななは本がうすいので、さらっと読みたいときに。二冊ともちょうど読み切る形で旅を終了。

 

 旅のお供には分厚い本を持っていくのがわたしの習慣で、旅の記憶や匂いと結びついて、結構特別な一冊になることもあります。いまはキンドルとかで気軽に何冊も持ち歩けますが、わたしはやっぱり紙媒体が好きですね。Wi-Fiがなくても読めるし、目も疲れないし。

 

 

 

 

<まとめ>

 香港旅行のまとめとしては、香港は意外にちいさいので、メトロとバスを乗り継げばけっこういろんな場所を巡れます。四日まるまる旅行したら、行きたいところはほとんどいけるんじゃないかな~と。

 

 食べ物もおいしいし、気を付ければ治安もそこまで悪くはないし、若い女性の一人旅行にもおすすめできます。わたしはぜんぜんしゃべれないけど、英語も通じるしね。ただ大きい通り以外はやっぱり通らないのがおすすめです。

 あとびっくりしたのが、チップ制ではないところ。日本と同じくサービス料が料金に初めから追加されてるんですね。チップなれてなくてもいける。

 とにかく夜が長くて豪華。次行くときは九龍公園、女人街で買い物、ランタオ島、スタンレーなどなど、ゆっくりめぐる旅がしてみたいな。

 

 今年の夏は台湾に行こうとお父さんと話したので、台湾旅レポもしたいな~~。

 

 

 

大学在学中に行きたい場所リストを最後に乗せます。おすすめスポットとかあったらおしえてねん

仙台 青森 小樽 尾道 日光 長崎 箱根

 

夜は香り来たる

香港旅行ブログ
 お父さんと三泊四日の香港旅行にいってきたのでそのレポです。香港旅行といいってもお父さんの旧知の知人に会うとかで若干仕事の関連もありますが、親子水入らずで楽しんできました。

 タイトルは夜来香(イェライシャン)という花の名前です。李香蘭山口淑子)のヒット曲なので、香港というより上海なんですけど、好きな曲なので…リンクは原曲の音が割れていたので上戸彩さんカバーのものです

www.youtube.com

 

 

 わたしはハーフ(いまはハーフじゃなくて、ミックスとかダブルっていうみたいですね)で、母がフィリピンの人なんですが、父と出会ったのは仕事先の香港だそうで、わたしが生まれたのも香港です。

 あと二ヶ月生まれるのが早かったらイギリス領香港生まれって言えたんですが、九龍地区の病院に生まれたそうです。生まれたというだけで特に関わりもないんですが、二十歳になったし、自分のルーツを知る機会にもなるかとおもっての旅です。

 

 旅に当たって死ぬほど真面目なお父さんが娘との旅行に日程表を作ってくれました。せっかくなので、日程表をアップします。ほんとに大体この日程表の通りに巡りました。これ、大サビなので何回でも言いたいんですが、修学旅行かよ………

 

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<1日目>
 初日にして香港ではなく中国に入国しててナンジャコリャというかんじですが、私も小学校の時分から多少関わりのある父の知人とごはんと食べに蛇口へ。

 

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(これは香港から蛇口へ行く途中の海です)

 蛇口はシンセンと読み(らしい)、その昔はライチの林と野菜だけど赤土の土地だったものが軽工業の工場地帯として栄え、近年になって根付く人が増えておおきくなった都市だそうです。
 わたしが訪れた時は高級マンションがぽんぽん建設されていました。蛇口の地価メチャメチャ高いみたいで、手付金だけで日本円にして3000万越えなお部屋もあるみたい。

 

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(これは信じられなくエモく撮れたフェリーの写真です)

 

 建築物がシムシティみたいなかんじで、ちょっとデコボコして複雑な、違法建築の香りを感じる(そんなことはもちろんないですがわたしの主観としてです)景色でした。
 そこからホテルに向かってチェックインし、広東料理をいただきました。一応北京ダッグも作れるみたいで、北京ダッグも食べましたが、無知蒙昧で、広東料理が魚介系ってことすら知らなかった。

 

 スイカジュースを頼んだのですが、ほんとにスイカの果汁だけでできているみたいな自然な甘さでびっくり。百合根をきくらげとセロリで炒めたものもいただいたんですが、百合根を食べるのははじめてでワクワクしました。なんとなくほの甘いような味…?

 中国だとこりこりした食感のために使われているのかな、日本だと生でたべられるお店もあるんだそうです。日本で百合根はほとんど生産されていなくて北海道の一軒の農家のみで、月光百合根ってなるものを育てているとかどこかで読みました。ちょっと風雅ですよね。

 

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(ホテルからの風景とかです これは父)

 

 それにしてここまでワイファイ通じないと思っていなくて、ポケットワイファイ忘れるの怖くて、もってききてないの後悔してばかりです。ぜんぜん連絡つかないし…ホテルのワイファイ弱すぎるし…
 でもホテルはいいホテルでした。あんまり期待はしてなかったんですが、日本のセミスイート並みの広さがあり、お風呂も豪華でびっくり。蛇口のはずれらへんなので、土地が安いんでしょうか…
 この日はちょっと読書をしたのち、11時に就寝。

 

 


<2日目>
 朝食はホテルのバイキングで食べました。オートミールとスイカジュース、卵焼きとベーコンとあんまんをいただきました。オートミール食べたの久しぶりでついお代わりしちゃった。

 

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(二日目の朝食)


 東莞市の可園なる清代の高官官僚の館跡へ見学に。南国の暑さのなか、父の知人の説明をうけつつ大きくぐるっと巡りました。なにしろ暑くて父がノックダウンされ、1時間くらいで帰ったのでざっくりみて回った感じです。

 

 

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 南方のお家なので、つくりが唐破風やモザイクの壁など、日本の沖縄調でした。正確には南方中国の様式が日本に伝わったのですが。獅子舞や豪奢な透し彫りなど、沖縄でみた装飾の原点になったものだろうなと推測。

 

 中国は南になればなるほど開放的で熱を通さないつくりになっているそうで、建物の床や椅子も大理石、扉は正面の門を以外ほとんどなく、開放されていて熱気と湿気を逃すつくりです。装飾なども木を中心に彫り込んだものが多く、石のオブジェは細身で、書画も花や鳥などを細かく書きこんだものが多いんだとか。花鳥風月ってやつですかね。とはいっても近代の建物なので、建築様式自体が古いのではなく、昔のものを下敷きにしたものでしょうが。

 

 むかし金瓶梅という中国四大奇書を読んだことがありますが、開放された石造りの館や果物の描写といい、きっと南方が舞台だったのだなあと感慨深い気持ちになりました。昔読んだものをこんなことで思い出すとは。ちなみに、北は石を彫り込んんで装飾し、椅子などは木材が中心だそうですよ。
 しかしこうしてみると日本の建築様式なんかは時代が古くなればなるほど、中国の様式をまるごといただいた、唐風のつくりが多いなと思わされますね。平安神宮も唐破風ですし。

 

 気候は四月とはいえ、薄曇りで風もなく、なまだるい、肌にへばりつくような熱帯の空気が充満している感じでした。高校生のときフィリピンに旅したときを思い出すような、南の国独特の、まとわりつくような湿気です。
 なにもしなくても汗が出てきて、なんとなくだるく、逃げられないでいるうちに逃げる気を無くしてしまう感じ。南の人は往往にしておおらかというか細かいことは気にしない人が多いイメージですが、これは気候も関係しているんだろうなと。

 熱帯の環境のなかにいると、抵抗する気を失うくらいからだが動かないので、怠惰とか性質とかそういうものを超えた人間を生温くする力が土地全体に漂っているのかもしれない。あと街がシムシティっぽい。

 

 

 

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 車で1時間半ほど移動し、アヘン戦争で舞台になった虎の門アヘン戦争の博物館へ。気が狂うほど暑くて、車と自転車とバイクと人が練り歩いているような道を通りました。しかも道々の両端に屋台が置かれていてココナッツジュースや海鮮の焼いたのや(とにかくわけわかんないソース降っとけばいいと思ってる)や宗教の聖典なんかが売られてました。縁日みたいだね。

 

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 博物館内や見学中、見回りの人が死ぬほど大声で叫ぶので、怒られたような気分になりながらめぐりました。特別展は女性の髪飾り特集。オタクがみんな好きなやつです。いつか自分もこれつけてみたいよね、わかるわかる。
 わたしは近代の思想史を卒論にしようと考えていますが、こう考えると近代都市ばかり巡っていますね。まあ歴史の浅いところが多いだけなのかもしれないが、香港も歴史の比較的新しい都市ですし。

 

 

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(これは香港のビルの街並み)

 フェリーで香港へむかい、ネイザンロードのネオンを歩き、ディナーにフカヒレスープや、あわびやくらげサラダなどをいただきました。ふかひれスープにはたぶんかぼちゃが入っていて、味が濃くてメチャメチャおいしいかった。

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 香港はとにかく夜の長い。2時まで人やお店が開いていて、外は暑くてがやがやしていて、貧富の差もすごく、ペニシュランホテルの通り違いには物乞いの人たちがいたりと、日本の都会よりももっと生々しく、もっと熱くてあまだるい、気力と疲労が空気の中で階層をつくっているかんじの都会でした。

 フィリピンの熱気は子供の肌の暑さに似てましたが、香港の暑さは都市特有のぐるぐるした空気がまざりこんでいるかんじでした。

 あとエレベーターがめちゃくちゃに早い。音速。

 ほかの国やほかの都市は、自分の知っている肌感覚や時間の流れがちがうのがたのしいよね。

 長すぎるので、3日目と四日目は後編にて。

 

karoyaka.hatenablog.com

 

追記 安室さんのことを書いた記事がちょこっと取り上げられたみたいで、普段雑記ブログなのでなんだか恥ずかしいような気持ち……

誰かの願いが叶うころ

五月文化ログ

五月はたくさんアニメやらドラマみたのでそのログブログです。タイトルは宇多田ヒカルの曲名からなんですが、コードギアスとかデビルマンクライベイビーとか、ほんと、誰かの願いが叶うころ…ってかんじの作品多かったので……胸に来る作品ばかりですが、名作にたくさん出会えてうれしいです。

 

シティハンター1期(52話)

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 シティハンターが実写映画?だか再アニメ化するらしいので、気になってみてみました。フォロワーさんが全人類冴羽りょう推しっていっていましたが、わかる。かっこよすぎる。いわゆるピカレスクロマン、ダークヒーローというものですが、コミカルなタッチで描かれているために、ぽんぽん見ることができます。毎度登場する美女キャラにも注目ですね! 絵もレトロなかんじで、古臭さを感じさせませんし、長いですが見てみる価値はあるかもな~と。


コードギアス反逆のルルーシュ(25話)
コードギアス反逆のルルーシュR2(25話)

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 祈りと呪いは紙一重ってことが身に染みるアニメ。わたしとしては、誰かの願いが叶うころって副題を付けたいくらいの業アニメ。全女みてほしい。
 実は小学校のころ、ほんとうにななめ読みなかんじで見たことあるんですけど、けっこうななめ見だったらしく、あんまり細かいところ覚えてないので、たのしい二週目プレイ決めました。2018年だしね。映画も見に行きます。でもこれリアルタイムで見てたらほんとに自殺してる辛さだな……って500回くらい思いました。


攻殻機動隊SAC 26話
攻殻機動隊2ndGIG 26話
攻殻機動隊SSS(映画)

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 ロボアニメ。クールでスタイリッシュ、かつおしゃれなアニメ版刑事ドラマって手触りです。謎解きや犯人を追い詰めるのを楽しむんじゃなく、作りこまれた世界観に浸ることができるタイプの作品。

 義体化(サイボーグ化)などのワードの説明はありませんが、直感的にわかるのがすごい。現実にありそうな世界のなかに圧倒的な科学が練りこまれている感じ。SF要素抜いてそのまま刑事ドラマとしても成り立ちそうな感じ。読後感になにか思わせるような切ないさわやかさがあるのが好き。
 機械とは何か、人間とは何か。何をもってして人間たり得るのか。ちょうどいま動物や家畜についてちょこっと勉強したので、それもあってすごく面白かった。全人類みてほしいけど、たぶんちゃんと腑に落ちるには何回か見返す必要があるアニメだなとも思います。完成度がとても高いアニメでした。
 タチコマちゃんに関するエピソードはみんな好きです。ぼくらはみんな生きている、と歌い、それにきみたちにはゴーストが宿っているんだねとバイオロイドくんがつぶやくシーン、情報の並列化を繰り返し、じゃああいつはちゃんと「死」を体験できたんだねというシーンなどなど、胸に残る場面が多かったです。
 特にお気に入りのシーンは、一期SACの最終話で、素子が好奇心と答えるシーンです。そっと体の奥に残るようなアニメでした。見ることができてよかったと思えます。

 

アカメが斬る!(25話)

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 息抜き感覚で見始めたラノベ原作のアニメです。メチャクチャ王道の勧善懲悪なんですが、思っている倍のスピードでバンバン人が死に、キャラクターのことごとくが死ぬのがちょっと意外で面白かったかな。あと戦闘シーンが結構見ごたえがあるのがよかったかな~。内容自体はけっこううすいし、原作のほうが重たくて充実してると思いますが、起承転結わかりやすいので重たい気持ちにならず見れます!

 成長するとどんどん重たいシーン読めなくなりますが、息抜きアニメとしてはよかったかな~と。あと武器のナマエのゴロがかわいかった。ライオネルとかパンプキンとか。

 

メンタリスト シーズン1~4(25話)
 メチャクチャ流行った海外ドラマで、一シーズン25話で、シーズン7まである刑事ドラマです。これに関しては全部見終わった後に感想を書きたいので、また後述を張りたい。


デビルマンクライベイビー(10話)

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 ネットフリックスオリジナルアニメで、デビルマンのリメイク作品です。質のいい深夜帯アニメってかんじで、絵柄としては四畳半神話体系とか化物語系の線で、R18作品です。
 悪魔が人間に紛れ込み、気づかれないうちにすこしずつ人間世界を支配しつつある中、主人公の不動明は悪魔アモンの力を手に入れたまま人間の心を保った「デビルマン」になってしまう。悪魔の力を手に入れてしまい、いままでの気弱だった性格や外見が一変する。幼いころの親友飛鳥了に誘われてのち、その爆発的な破壊力を行使していくが…。といったあらすじですね。

 

 良質なリメイクで、原作も原作アニメも見ていないのですが、これだけで一つの作品として完成されています。
 ものすごくよかった! お気に入りの作品です。エンディングは壮大な自業自得というモヤモヤが残りましたが、10話というテンポの良さで、胸に来るしんどさや、人間のような悪魔と悪魔のような人間の対比や、ものすごく非現実な色彩やキャラクターの無機物感が、逆にリアリティを生んでいるアニメかな~と。私たちの世界じゃないって思っているからこそ、安心して感情移入することができ、入り込んだ先には今生きている現実を感じることができるってかんじでしょうか。

 

 このアニメにおいて愛は支配ではなく信じることで、本当に悪魔であったのは了ただひとりで、明はやっぱりそれを救うことができなかったのだと思います。救うことはできなくても、愛において革命することはできたのかなと。この一転においては、私の大好きなアニメ少女革命ウテナと同じアプローチがあるなと思いました。
 人が人を救うことも助けることもできないと私は考えているんですが、救いと助けを求めるなら救われることも助けられることもできると思っています。

 了が救われなかったのは、了がただ一人であることを望み、そのうえで明を愛してしまったがゆえにだと思います。つまりあまりにも強い存在には助けが必要ないので、救いも発生しないし、助けられようと初めからしていない人を助けることができません。人間は弱くて愚かで悪魔的であることを強調する場面の多い作品ですが、その弱さゆえに愛が生じえるというのが一番大事なポイントかな~とも思いました。

 9話のハグのシーンは、了という大きな絶望にわずかにでも勝ったという意味を持ち、それは美樹の信じることをあきらめない心から生まれたものです。人間は他のことを理解することはほとんどできないけれど、他の存在の中に光があることを信じることはできます。この無条件的で一見無謀な信じるというエネルギーことが、人間が人間でいられる、人間たり得る条件の最後の一つなのかなと。

 

 美樹は自分を魔女であることを否定しませんでした。セックスという身体的つながりも血縁関係もない美樹と明にとって家族として過ごしてきた思いやりと日々こそが絆という契約なのかなと。魔女でありつづけ、悪魔を否定しなかったことが美樹の愛情であり、魔女狩りの原因だとも思います。とにかく好感の持てるヒロインでした。すごく好きなキャラクターです。

 美樹にとっても了にとっても、明はずっと泣き虫のままでしたが、了は明を愛していても、きっと信じてはいなかったと思います。その意味で、やっぱりこの作品において愛は支配ではなく信じることという意味を持つなかなと。
 メチャクチャ長くなりましたが、最初からエログロがきついし、けしてハッピーエンドではない胸に来るしんどい作品ですが、ぜひ皆さんに見てほしいなあと思います。

 

全然関係ないんですけど、辺境個人ブログなのに毎月100PVくらいあるのほんとうにうれしいです。個人メモだから何か供給できているとは思えませんが、やっぱり書いてくれたものを見てもらえているっていうのはいつ何時もうれしい。

これからも細々書くと思うので、よかったら暇なときにでものぞいてね

いまでもあなたはわたしの光


 新歓を4/1から4/7まで半分くらい参加し、履修を決め、いったん実家に帰り、これまた京極夏彦吉本ばななをよみ、面接に行く日々。あまりに日常。タイトルは米津さんのlemon 下記にリンク張ります 全人類聞いてほしい
 特に特筆するような出来事がないので、とりあえずコナンの映画の感想でも言います。文化ログです。でもほぼ安室さんの話です。

 

『劇場版名探偵コナン ゼロの執行人』感想
 安室さんがかっこいいだけの映画。

 いや、かっこいいだけというわけではないんだけど、とにかくかっこよかった。アクセル踏むところの狂気じみた笑顔とか、恋人発言とか、ドライビングテクニックとか……。

 

 あらすじは東京にできた大型サミットの爆破され、その場に降谷さんの姿が映る。爆破には毛利小五郎が関係しているとされ、彼の逮捕をめぐってコナンと安室が対立する。真実を暴く名探偵と正義を貫く公安の極秘任務ミステリー(ざっくり)です。
 シナリオの出来はそこまでいいというわけではないかなという印象。コナン君は万人受けの作品とは言い、リーガルドラマとかに興味がないとたぶん今回の謎はなんもおもしろくないと思う。大人向け刑事ドラマってかんじだったので、ストーリーだけだったらから紅のほうが私は好みです。

 

 降谷さんが主人公のせいか、大人向けのストーリーではあると思うものの、スピード感があるわけではないので、いつものコナン節を楽しみにすると肩透かしかもしれない。

 わたしは最近99.9を見たばかりなので、結構興味を持ってみることはできたが、いかにもコナン映画!っていのを期待していたので、あんまりワクワクさせられるものではなく、どっちかっていうと提供された情報を自分で料理していくほうが楽しい脚本かなと。


 が、そんなことはもうどうでもいい。

 

 安室さんのかっこよさだけを期待してみてほしい。かっこいい。ただひたすらにかっこいい。
 安室さんというより、公安の降谷さんが主人公なので、降谷さんという人が普通にハチャメチャ策士で肝が据わっていて怖いハイスペッククレイジーイケメンだということを骨身にこたえるレベルで教えてくれる。

あと夢女はみんな安室さんの彼女になれるので、そういう意味で見てほしい(最悪)

 夢女御用達の映画サービスをかましてくれるが、そんなドイケメンの弱点は赤井とコナンくんらしいので、どの方面の女にも対応していらっしゃった。すごいね(最低)
 映画いちばんの推しシーンは、僕の恋人は以下略のところです。ほんとこれをみれただけでも1500円の値段払ってよかった。

 ありがとう公式。ありがとう安室さん人気。


『アンナチュラル』
 ドドドドエモ。エモOFエモ。人間はみんなみて。エモい人はみんな好き。lemon死ぬほど泣ける……。最終回の六郎くんがもう一度自己紹介するところ、中堂さんの恋人のお父さんが、あなたの旅はまだ終わっていないというところ、骨壺をようやく受け取ったおじいさんがお帰りなさいをするところ、白夜を見に行こうと約束するところ、とにかく好きなシーンが多いドラマです。本当にみてよかった。

www.youtube.com

 4話の過労のはなし、自分の父も働きすぎの人なので、ド感情移入してしまってぼろ泣きしてしまった。みんな働きすぎないで、クオリティオブライフで生きてほしい(私情)


読書
京極夏彦 狂骨の夢 ジョロウグモの理
1400ページ越えくらいの分厚いさいころ文庫本。あいっかわらず性癖ど真ん中の本。淫し邪教とか……ユダヤがどうのとか……こういうのサブカルって言えばいいのかわかんないけど、サブカル女なのでだいすきです……。
よしもとばなな さきちゃんたちの夜
癒されたくなった大人はよしもとばなな読んでほしい

 

 めちゃくちゃ中身のないアレで申し訳ないけど、現在安室さんの興行収入62億(とんでもねえ)らしい。でも千と千尋の神隠し興行収入は300億らしいね(とんでもない通り越してもはや天元突破してる)。最後にもう一回見に行きたいな~~って思ってます。

 なんか最近、夢女夢女子に優しい世界じゃない? わたしが夢女一年生だったころ、メチャクチャ厳しかった印象あるんだけど、なんでこんな生きやすいんだ? ありがとう世界、ありがとう追い風(夢女十年選手)

 

実りえない

三月の美容ログ 書くの忘れてたぽよです

このまえネットのニュースで、同性愛形質は遺伝的要因が関係し、オス同士の求愛は社会環境が関与しているっていうの呼んだんですけど、その遺伝子がfruitless(実りえない)という遺伝子がかかわっているらしくて、実りえないって………実りえないってやばくないですか?(語彙0)


京都限定ルルルンパック 5パックセットで1600円くらい?
一つはお母さん、一つはお世話になっている人に贈り、残り2パックのこっています みきぽんが良いといっていたので買ってみたものの、あんまり違いがわからなかった…香りがよくて、ちょっとスッキリするような気がする程度でした 最近パックの気持ちがあんまりないので、リピはないかなあ

 

無印携帯用アイラッシュカーラー 360円
名古屋に旅行に行った時友達に勧められて買ったものなんですけど、ほんとうにすごいまつげがカールする しかも値段が360円とかいう驚きのプライズ いままでSHISEIDOのビューラーを6年以上愛用してたんですけど、思わず乗り換えてしまうほどよかった コンパクトだから持ち運び用にぴったり

 

コウゲンドウ 5400円
ツイッター美容垢で見かけて気になってたので購入 わたしが出会った中で一番良かったファンデはディオールのパウダーファンデなんだけど、それに感触が近い! 違うのはコンパクトの薄さとスポンジ、あとしっとり感かな 塗った楽さはやっぱりディオールのほうが上なんだけど、下地とリフィルセットで5000円くらいと安くなっていたので思わず購入 時間が経っても綺麗な仕上がりと時間がたつほど肌にぴったりくっつくのはディオールそっくり

 

スックのチーク 6番春菫 6000円
博多で友達とお揃いで買ったチーク いままで出会った中で一番色がかわいい 神 可愛い いうてチークに違いなんてある?とか思ってたけどやっぱ違うね… 神…金で買える透明感ってやつを実感してる…あと薄づきなのに夕方まで色が持つ…しゅごい…あとコンパクトがうすくて持ち歩きしやすいのが好き 良い あとが多くて申し訳ないけど、色の名前がね春菫なんだよ オタク御用達な名前すぎない? こういうのヨワヨワのヨワなんだよな…

 

プレゼントでもらったポール&ジョーのリップスティックN
ナンバーと値段は分からないんですが、プレゼントでいただいたもの。グロスを下につけてからぬると、ブルーベースに似合うようなブルーピンクがイエベっぽいわたしにも似合うかんじに変身。ぽるじょのリップは色も見た目もかわいくて本当にサイコー。大切に使います。

 

ふつうにリバウンドしかけてて殺すという気持ちが湧く(自分のせい)
あとほんとに使いこなせてないリップたくさんあるので、積みリップリスト
レブロン(カラーバースト マットバーム) オレンジ
・DIOR 赤マットリップ
・イプサグロスルージュ 05 青みピンク
・ポルジョ リップスティックN ブルーピンク
・RMK ヌードベージュ
・確かもう一本あるけど思い出せない赤リップ

 

ハードボイルドに生きてね

3月の旅ブログ

3月はいろんなところへたくさんいったので、そのまとめログ ほんとにぜんぜん3月のブログ書けてなくて懺悔なので、画像いっぱいあげてみました。

 

3/1-3/3名古屋到着
熱田神宮
いわずとしれた刀剣乱舞の太郎太刀がいると宝物殿を楽しみにしたのだが、なんと空いていなかった。地獄か?

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有名な神社であることは知っていたけど、その知名度に応じてかものすごく広かった。ここを細かく歩き回るだけで一万歩は歩けると思う。池や宝物殿、社務所にくわえ、結婚式場のようなものもある。神社だからというべきか木が多く、その木々にそれぞれ細かく立て札のようなもので名前が添えられていた。なんだかかわいいよね、名前の立て札。地方の有名神社がエンタテイメントみたいにひろいのは大阪旅行で分かったので、広いという前提で楽しめば小道などをダンジョン攻略しているみたいで面白かった。巫女舞をおどっているところがちょっとだけのぞけて、生の雅楽の演奏をすこし聞いた。雅楽蘭陵王くらいしかしらないので、能も勉強してみたいなあと思った。
面白いことに昔は日本史も寺もそこまで興味はなくて、神様とかそういうもののほうが好きだったんだけど、いまになるとすこし逆転している。大人になるといろんなことがおもしろいし、ホントに最近は日々がサイコーだなと思っている。

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神社は木が多いせいか、そういう場所なのかだからかわかんないけど、すごく肩が軽くなるというか空気が気持ちいい。宝物殿とかひとつひとつのぞけばけっこう見て回るのに時間がかかる場所な気もする。

 

徳川美術館
まあこれも刀剣乱舞めあてというところもあったのだが、マジでなにひとつ公開されていなかったのをのちに知った。うそでしょダーリン。鯰尾も包丁もいなかった。また来いということか…?

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徳川美術館は徳川家伝来のものが公開されているのですが、一木四銘がおいてあるのしらなくて大興奮でした。伽羅で、逸話が遺されているような有名なものなんですけど、実はむかし小説で取り上げたことがあったのでなんだかドキドキしちゃったよね。香道については源氏物語関連ではじめて知って、モノノ怪の鵺の段で興味を持ったんですが、いつかそれも勉強してみたいなあという気持ち。武家装束だけでなく、幅広く展示されていたのでおもしろかったです。特集はひなまつりだそうで、紙雛とか流し雛とかいろいろおいてありました。うちにはひな壇がなかったので、ひな人形を飾る習慣がないんですが、そろえて飾ると圧巻ですね……。ひな人形の変遷みたいなものもおもしろかった。


徳川園
徳川美術館併設のお庭で、これもめちゃめちゃひろい。尾張徳川家の邸宅跡で、池泉回遊式(池や泉があって、それをぐるりとめぐって楽しめる、って意味だった気がする)で、これもまあ結構広い。というか感想広いいがいなくなってしまうな……? 藤やさくら、梅があって、四月くらいに来ればみものもいっぱいあった気がするんですけど、タイミングがわるいのか、なんなのか、旅してるのに草花をたのしめていないような気がする……。旅行へたちゃんかな?

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夕暮れ時で天気がよかったので、写真を撮ると光がいっぱいさして水面がきらきらできれいだったなあ。庭園は春先~初夏がいちばんみずみずしくて楽しい気がしますね。

 

3/4-3/6京都
平安神宮
実は二度目。二度目なのになぜかここをリクエストしてつれてきてもらいました。裏に小道を通れる庭園みたいなものがあって、中学のときはこれなかったので、楽しかったです。でも時期をはずしてしまった感はいなめない、あと二週間でもおそくきてたら梅か桜かきれいだったろうに…。これ以降行く人はぜひぜひ庭園のほうまでめぐってみてください。細かい説明や、歌などが書きつけられていてたのしかったです。いまちはやふる流行ってるしね。

 

安井金毘羅宮

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(髪痛みすぎじゃない? 死ぬか~~)

友だちの推しだとか。別称縁切り寺らしく、絵馬に抱えていることの闇がふかすぎて、ちょっとそれは気が重かった。わたしは頭の中かろやか女だから…。でもお母さんの病気が治りますようにとか、そういうことが書いてある絵馬もあってそれははちゃめちゃにいやされました。みんな、願い事いがいに暗いね…。でも岩をくぐってお願い事はりつける縁切り縁結び碑はちょっと面白かった。ちかくにいろいろあるので、ガチで無理…なかんじの願い事があったら着てみてください。わたしは愛とエモみたいなはちゃめちゃにアッパラパーな願い事しました。


高台寺・ねねの道
推されていたのでいってみた。友人談によると修学旅行できたとのことだけど、脳みそは一ミリもそんなこと覚えてなかった。楽しい二週目プレイを楽しむことが出来ました。いろいろ見て回る場所が多かったので、時間がある人はひとつひとつじっくり見ていってほしい。建物内には、イベント部屋のようなものがあり、その部屋のふすまはイベント・時期ごとにアーティストがふすまを書き替えているらしい。実際にアーティストさんが絵をかいている場面に立ち会ったんだけど、あまりにも美しくてほうっ…としてしまった。きれいなものはすごい。

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どこがねねの道なのかはよく分かんないまま小道をあるいた(感性に風情がない)が、高台寺自体は各みどころに案内係というか説明をしてくれる人がいらっしゃって、質問をすればいろんなことを教えてくれたので、観光地としてとってもおもしろかった。それにしても金の建物や迦陵頻伽の車などなど豊臣秀吉っぽいな……と思わせるものが随所にあった。豪奢でかっこよかったよね。

 

3/9-3/11博多
柳川に行こうと思ってたんだけ人身事故が鬼のように長引き、ほぼ鬼…と思いながら二度目の太宰府へ…。
ほんとこれだけはいいたいんだけど、世のおいしいものは福岡にぜんぶあるから美味しいもの食べたい人全員福岡に行ってほしい。もしわたしが福岡にいたら一ミリも自炊しない。なにもかもおいしすぎる。太宰府近くにおいしい豆腐や定食を食べさせる料亭のようなものがあり、それにお邪魔したんですけど、人生で一番おいしいものを食べてしまった。

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といってもわたしは結構な貧乏舌なので、おいしいものをたくさん食べてきたわけでもないけど、マジのマジのマジのマジでおいしかったからみんな食べて。3000円で天国に行ける。おいしすぎる。リンク張るから太宰府行く人みんなここ予約して。生まれて初めて食べきってしまったことを後悔した。それくらいおいしかった。おいしい以外に何も考えられなくなるくらいおいしかった。ほんとに推せる。人生で一番おいしいごはんだった…。

太宰府では大吉を引き、なんなら文アルで本命を引き当て、そんでもって偶然会えた牛をリアルに撫でることもできてマジでハッピーデーだった。人生はサイコー。
あとは友だちとステューデオスとスックでおそろいのワンピースとチークを買いました。破産する気か?

 

3/13 東京
上野動物園
卒業してしまう推しの先輩をさそって鶯谷でグラパンを食べ、上野動物園に行った。小学校以来です。ホッキョクグマはちゃめちゃかっこよすぎたし、フラミンゴめちゃめちゃ推せるし、アザラシとか小さい生き物はマジで食べちゃいたいほどカワイイな……という気持ちでぐるっとめぐった。あと途中で食べたアイスが意外においしかった。

ちょっとだけ大きい動物の話するんですけど、大きい動物ガチのアレで好きなんですよね。自分が身長ないせいなのか、ホッキョクグマとかライオンとかキリンとかとにかくデカい動物が好き。ホッキョクグマはヒグマと比較的近い種なんですけど、なんでもネ

コ科が天敵らしく、それがいない北極は寒かろうと生きやすい場所だったのかなとか、にホッキョクグマはシロクマってよく呼ばれますが、体毛は実は白じゃなくて透明で、光が反射して白く見えるんだとか。ほかの動物には何色に見えてるんだろ……。

キリンは身長たかすぎてアフリカで唯一感電するとか、首を下げるとき四トン負荷がかかるらしいとか、ナマケモノは天敵に見つかると生きるの諦めて全身の力をぬくとか、動きすぎても食べ過ぎても死ぬとか、動物小ネタを話したり、先輩が小ネタで笑かしてきたりしながらぐるっと一周。
シャンシャンは列が冗談みたいに長かったので断念。そういえばパンダを生で見たことはないかもしれない……。
帰りにグレイテストショーマンをレイトショーでみましたが、ハチャメチャ曲がよかったですね。でもこれはまた別の記事で書きたい。


GINZASIXSがすごすぎた
博多を巡った友達が東京にきてくれたので、GINZASIXSで待ち合わせ(パワーワード)して、ジョウタロウサイトウのパフェを食べて東京をめぐるつもりだったのですが、ジョウタロウサイトウのお店の人が羽織や着物を試着させてくださったので、いろいろ着つけてもらいました。

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正絹かどうかしらないですけど、絹で縫い合わせたら100万円こえる着物などを、デザイナーの斎藤先生(たまたま来ていたらしい、ラッキーすぎ)に合わせていただいたり、帯や着物についていろいろお話してもらいました。お店の店員さん、フレンドリーすぎ……? それにしても布が100万越えってヤバヤバですよね、石油王にでもならなきゃ変えないでしょ……。

でもモダンでオシャンでかっこよくてかわいくて、ほんとうに着ていて楽しかったです~。あとは、わたしは半襟半襟であってるのかわかんないけど、襟があって浴衣にも着物にもなるやつ)を何着か骨董屋さんで買ったので、今年の夏はそれを着てあちこち遊びに行きたいな~と思っています。

 

 

役に立たないものは愛するほかない

四月美容メモです。タイトルは寺山修司の「水妖記」から。小指がいないと寂しいものだ、役に立たないものは愛するほかないものだから、から引用です。メチャメチャ愛とエモの一文。

 

年度替わりのせいなのか、いろいろと使い切りました。日用品使い切ると、なんか達成感わかない? 沸きます(※個人差があります)

四月いまのところ全然ブログ更新できてないので、五月は四月と五月のブログたくさん更新したい…。やりたいこといっぱいあります。いまは色彩検定勉強してるんですけど、問題集ときたいし、新しいアルバイトとインターンはじまりますし、香港も旅行行きますし、レッスンももっといきたい。でもそれと同じくらいだらだらするのもSUKIなんですよネ…。元の本質がナマケモノなので……ちなみにナマケモノって動かな過ぎてコケ生えるんですよ……カワイくないですか……。
そろそろ使い切りとかに画像はっ付けられるようになりたいな、どうしたらできるんだろ。

 

使い切りコスメ
ミノンアミノモイストローション しっとりⅠ(1600円)
保湿力も感じられるのにべとつかない!容器がかわいい。けっこうお気に入りな一品になりました。冬の終わりから春にかけてすごい使い心地がよかった! 敏感肌な人にはほんとにおすすめできる。乳液はまだ使い終わってないし、けっこう使っていたつもりだけど、三か月は持つんじゃないかなあ? わたしはたっぷり使うマンなので、二月に買って二か月もちました。

ボタニスト ボディミルク(1080円)
ボタニストのシャンプー買ったときに購入。保湿されてるかんじはしないけど、夏にはすごくいいんじゃないかなあ。私は春先に使いましたが、べとつかないしいい匂いなので、ボタニストのにおいが好きな人にはおススメ。伸びがいいのですが、コスパはあんまりよくない感触でした。

エッセンシャルシャンプー ふんわりうるツヤ髪(700円)
高ーいシャンプーを使っていたので、安めのシャンプーに手を出してみました。大容量だし、使い勝手がわるいわけではないけど、いろいろとまあまあかなあという感じ。髪質が変わるわけではないので、使ってくるうちに飽きが来てしまう。わたしの理想はふんわりした猫の毛みたいな量とかるさを実現した髪です。どうしたらなれるんや~~。

エッセンシャルトリートメント ふんわりうるツヤ髪(700円)
どちらかというとシャンプーよりトリートメントのほうが好き。トリートメントのぬるつきというかはりついている感じがのこるわけでもなく、かといってまったくトリートメントが落ちるわけでもなく…といったかんじ。でも別に魅力を感じたわけではないかな。シャンプーと同じで、使い切ったら飽きが来ます。でもシャンプーもトリートメントもコスパは抜群。

肌研 極潤 化粧水(800円)
買い置きでおいてました。保湿を求めて極潤にしたんですけど、なんかべとつく…。保湿されている感じもしないし、コスパは抜群なんですけど……肌に張り付くべたっと感が好きじゃなくて、体用に使ってようやく使い切った感じです。リピートはないかなあ。

肌研 白潤 乳液(900円)
乳液はまあまあ好きでした!でも良くも悪くも普通。リピートしたくなるほど決定的なものではないけど、使っている間は不愉快さはそこまでない感じ。コスパは抜群。伸びもいいし、でも使っていると飽きちゃうかなあという気持ちもあります。

ニベア プレミアムボディミルク アドバンス(700円)
冬用ボディークリームだったらすごくおススメ! わたしの好きなアルファ美容ツイッターのアカウントでおすすめしていたので、便乗して購入してみたんですが、たしかに保湿力もあるし、香りもまあまあ好きだし、夏にはべとつくと思うけど冬ならぴったりなんじゃないかな~、安いし。ボディークリームはいろいろ試してますが、ジョンソンベビーローションとニベアがやっぱり安定かなあと思います。


購入リスト(感想は使い切ったら書きますにゃん)
ニベアハッピータイム ボディミルク シトラス ハッピー(700円)
・キュレル 日焼け止め(1600円)
・&HONEYシャンプー(1500円)
・&HONEYトリートメント(1500円)
・REYVI(レイヴィー)ボディーウオッシュ(760円)
・なめらか本舗 イソフラボンとてもしっとり化粧水(700円)
・カウブランド牛乳石鹸赤箱3個(600円)

 

積みコスメ(懺悔)
ミラコレの粉 ナーズのマットリップ イプサのグロス ボンボンのリップ エクセルのリップ コスメデコルデとマジョマジョのオレンジチーク キャンメイクのプラムカラーチーク ヘビロテの眉マスカラ……(終わらない羅列)

 

今回使い切った中でお気に入りは、ミノンの化粧水とニベアのボディークリーム! やっぱり安定して使えるものは違いますネ。定番かつ安定、安心設計ってやつですね。スキンケア系は日々使うので結構消費されていきますが、コスメはほんと買えば買うほど積んでしまう…。使い切りコスメできるのすごいなあ。マスカラならまだしも、リップとか使えてないの何本もあります……積みコスメ……消費したい……。