移動祝祭日

カルチャー・旅行・試行錯誤

Mでつながるわたしとあなた

三ヶ月以上遅れちゃったけど、これは八月の尾道旅行の記事です(懺悔)

タイトルは輪るピングドラムのタイトルより。ピンドラ最高の最高過ぎました。行く原監督狂信者になってまう………


二泊三日で広島の尾道に行ってきたので、そのメモです。
広島はこれで二回目で、前回は宮島や広島城原爆ドームなどの主要観光地を巡ったので、今回はサブカルチャーとエモを入り混ぜた風情の街尾道に行ってきました。
旅行というよりお店巡りって感じだったので、巡ってきたお店の紹介って感じで書いていきます。

 

1日目 8月13日(月)

1日目をざっくり

 7:40 東京駅発ののぞみに乗り、11:38 広島駅到着。尾道は豪雨災害によりJRで直接いけないので、バスか新幹線で乗り継ぐ必要があります。ご飯を食べてから、行きは新幹線で3時ごろに尾道駅に。尾道に行く途中、ヒッチハイクで東京から広島へ2日で言ったという猛者の後輩2人に偶然(マジでマジで偶然)出会い、電車でおしゃべりしていったんですが、こんなことってあるんやね…というきもち。すごいよね、わたし達は最初バスで行く予定だったし、2人はそもそも寝過ごさなければこの時間に広島を出る予定じゃなかったんですよね。

 旅をしていると、旅先で出会った人と別の旅先でたまに会うことがあると放浪上手の人が言っていましたが、ただの旅行でもそういうことはあるんだなあと思いました。

 

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 今日は同行人がキツネ雨というロマンな喫茶店に行くのを楽しみにしていたため、商店街を通りながらキツネ雨でお茶してきました。
商店街、確かにシャッターの降りているお店がちょこちょこあったけど(お盆だからかな?)、それを上回るくらいに良いお店が多い。おしゃれで感度が高そうなお店が多くて、あちこち立ち寄ったり、寄り道したり、細い道を通ったりして、すごく楽しかった。

 

やまねこのおやつ

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駅の出口で、商店街の入り口にあたる所に「やまねこのおやつ」()というお店があって、尾道プリンが有名だというのでそれを食べて見たんですが、これがすごく美味しい。レモンシロップをかけて食べるんだけど、しっかりした感触があるのに後味はクリーミーでとろ〜〜っとしてて本当においしい! 他にもスコーンやクッキーが販売されていて、わたしはフロランタンを買いました✌️ プリンはお土産で発送もできるらしいです! 超美味しかったから、実家に送りつけておきました。地方配送もできるのでぜひぜひ。
お店も可愛かった〜〜。

 

福福饅頭

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やまねこのおやつの近くにあるお店で、大判焼きのお店なんですが、夏はミルクセーキを出しているので、それをいただきました。夏にはしみる冷たさと甘さで、結構ボリュームもあるので満足していただきました。ミルクセーキのアイス版みたいなやつなんですけど、あったかいミルクセーキしか知らなかったので面白かったです。

 

UZUSHIO ZAKKATEN

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ハンドメイド・アクセサリーやデザイナーズ小物を販売しているお店。イヤリング、ピアス、リングがメインで、ウィメンズが8割、メンズもの2割くらい!
イヤリングを買ったんだけど、ほんと〜に可愛くてお気に入りです。みてみてかわいいでしょ
線がふとくて、重ためなイメージのアクセがすきな人はお気に入りがみつかると思うのでぜひ


大和湯ゆーゆー

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見た目からしてフォトジェニックなお土産やさんアンドカフェレストラン 昔の銭湯をリノベーションして、カフェになったお店なので、床がタイルだったりしてすごく面白い! お土産はみかんジュースとかフレッシュなものがおおかったので、一泊2日旅行の人とか、その日に買って食べちゃうタイプの人はおすすめ! カフェメニューもけっこう地元を生かしたものがおおく、今度行った時はわたしも食べたいなあと思うものばかりでした

 

林芙美子旧宅

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 無料開放されてたのでちらっとみにいきました。長野の実家に何冊か彼女の本がありますが、わたしは短編を一編くらいしか読んだことがないので、これと言った感動はありませんでしたが、大正時代の室内が見られるので、そこはとても面白かったです。ただ何しろすごく狭いんですね。五畳ひとまと言う感じで、出入り口も押入れも階段もすごく狭い。ワンルームアパートの自宅が広く感じられるほどです。狭くて暗くて、でも彼女の本を書く感性はここから育まれていったのだろうと思いました。事前に読んでおけばよかったなあと少し後悔しました。
 本を書く人は、一体全体何が会って本を書き、書き続けてしまうんだろうなあと思います。自分も書きますので、まず文章というものが大好き、それも取り憑かれているくらいに好きといいうのはあると思いますが、そうかと言ってみんながみんな小説家になるのとは違う。小説は別に読まなくてもいきていけるのに、本が好きという人は一定の層必ず存在しますし、そもそも本を出したりするのも今の所人間しかやらない文化なのも面白いですね。やっぱり人間は人間のことがいちばん面白い生き物なんだろうなと思います。

 

パン屋航路
 志賀直哉の暗夜行路をもじった店名にセンスを感じて思わず入ってしまいました。外観もすごくおしゃれ〜
 けっこう有名なパン屋さんかと思われますが、いかんせんたまたま手に取ったパンの味があんまり好みではなかったのが残念。何パンか忘れてしまいましたが、次行った時は別のパンを試してみたいです。


キツネ雨

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 同行人が本命にしているお店です。店内も名刺も、店員さんの制服すら大正ロマンなテイストで統一されていて、こういうのが好きな人にはドンピシャなお店でした。
メニューの名前もすごく可愛かった。不思議の国のアリスモチーフのお店とかで、なんでもない日おめでとうという名前のカクテルがあって、それがすごく可愛かったんですが、同じ種のものを感じますね。はいからラズベリーソーダとか、昔懐かしプリンとか。
モーニングから定食、軽食デザートも提供しているので、以外にがっつり食べれるのも嬉しいところかも。わたしは本当はパンケーキが食べたかったのですが、売り切れていたのでフレンチトーストを注文。厚切りなのにふわふわでした。わたしはトースト感が残ったフレンチトーストが好きなのですが、ふわふわトロトロのフレンチトーストが好きな人は是非注文して見てください。

 

 


一日目の所感(※これは当時の夜に書いたものです)

 通りには夫婦でやっている果物屋さんがあって、帰りにそこでみかんを買いました。四つで500円…。安い…。冷蔵庫でヒヤヒヤにして食べました。桃も旬のうちに食べたいんだけど、ナイフとかないなと思って諦めました。東京行ったら食べよ〜ね。

 

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ハンドメイドのお店や、林芙美子の生家記念館や、レコードを売っているお店、コーヒースタンド、パン屋さん、かわいいカフェやレストランファぽつぽつ開いていて、一軒一軒入りたくなるようなお店がたくさん! 中には土日限定で絵を描いて売るお店(チョークアートとは違うテイストだった)、温泉付きゲストハウス、帆布をバッグなどにリメイクして販売しているお店など、感度の高いお店があって楽しかった。わたしはいろんなものや服が好きで、それに関わる仕事がしたいなと思ってるけど、フリーで食べていけるようになったら、こういうお店を開くのもいいなあと思ってます。
猫と文豪が有名な土地だからか、猫アイテムや文豪にまつわるものがあちこちで見受けられました。

自転車の聖地らしく、あちこちにロードバイクのラックがあったり、自転車で走っている人がいました。わたしは弱虫ペダルの自転車知識しかないドドドドにわかだけど、ロードが走ってるとやっぱりかっこいいなあって思っちゃう。いいよね、自転車。

 

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 帰りは広島風お好み焼きを食べました。関西のこなものはやっぱりおいしい。駅ビルにあるお店でもちゃんとおいしいのも嬉しい。

 明日は千光寺や商店街にないおしゃなお店を巡りたいな〜と思います。それにしても広島、ビビるほど暑かった……。山形の高原では暑いなんて一言も思わなかったんだけどな…(誇張表現)
 余談ですが、帰るとき気がトチ狂って広島空港に行きました。広島空港から広島駅に来たことがあるにも関わらず、なぜかいけると思っていました。なんでだ?

 

 

お久しぶりの更新となりましたが、夏から色々色々色々色あったので、書くことは山ほどあります。隙間を見つけてちょこちょこ書いていきたい〜〜