スパンコールリリラインから
今年上半期のまとめです。今年の目標達成とか生活とか夢についての記事です そういや今年の目標についてノートにはメモしてたんですけど、ブログに挙げてなかったので、ひとつひとつ進捗確認ついでに紹介していこうかな〜と。
タイトルはわたしのすきなアーティストのspangle call lilli lineより
いちばん好きな曲貼るので、よかったら聞いてください
<今年の目標>
・本を80冊読む
上半期に読んだ本は18冊(以下に記載)
京極夏彦が厚いので、読んでるつもりで冊数は伸びてないかんじ。でも京極夏彦ほんとにおもしろいです。よしもとばななの本が浴びるほど読みたい時期なのに、手元にある本ぜんぶ読んじゃったので、早く買いに行きたいな〜〜。
京極夏彦 姑獲鳥の夏 魍魎の匣 狂骨の夢 鉄鼠の檻 絡新婦の理
よしもとばなな さきちゃんたちの夜 ハードボイルド/ハードラック
ハチ公最後の恋人 アルゼンチンババア チエちゃんとわたし SLY アムリタ上下
森瑤子 カフェ・オリエンタル 熱い風
ユルスナ—ル 東方奇譚
喜多喜久 死香探偵: 尊き死たちは気高く香る
・アニメを500話見る→300話
半分以上達成してる!笑 完全にシティハンターのおかげですね。
いま気になっているのは、アニナナ、ソードアートオンライン、よわぺダ四期、オーバーロード、キルラキルとかとかです。
中高の時はジャンプアニメしか見てなかったんですが、大学生になってみる幅が広がりました。広がったというか、小学校のころは幅広く見てたので、もどったかんじかな。
もともとまとめ見派なので、今年はほとんど新作で追っているものはないのですが、なにかおすすめあったら教えてください〜! ダイナミックコードくらいの超名(迷)作があるといいな〜〜。
以下はみたアニメリストです。
坂道のアポロン(12話)
ボールルームへようこそ(24話)
ACCA13(12話)
シティハンター(52話)
コードギアス反逆のルルーシュ(25話)
コードギアス反逆のルルーシュR2(25話)
斉木楠生の災難(24話)
攻殻機動隊SAC(26話)
攻殻機動隊2ndGIG(26話)
アカメが斬る!(25話)
デビルマンクライベイビー(10話)
七つの大罪シーズン1(24話)
七つの大罪戒めの復活(24話)
・映画を15本見る→9本
直接見に行ったのはこのなかの三本で、あとはネットフリックスや借りてきて鑑賞しました。いま気になっているのはレディ・プレイヤーで、見逃しちゃったのはシェイプオブウォーターです。いつか借りてみたい。
去年おととしは古い映画を見てて、映画館まで見に行くことはほとんどなかったんですが、今年はどちらかというと映画館に通っていることが多い年です。古い映画も見たいな〜〜と思う日々。
空海 美しき王妃の謎
グレイテストショーマン
戦国BASARA ラストパーティ
ST 白と赤の事件ファイル劇場版
ST 科学特別特捜班
名探偵コナン ゼロの執行人
攻殻機動隊SSS
SATC 劇場版
SATC2 劇場版
・ドラマ→15本
ドラマに関しては別に何本見るとか決めてなかったんですけど、なんだかんだものすごい勢いで見ている……あいかわらず推理ものがすきなので、ほとんど刑事ドラマばっかりです。アンナチュラル二期待ってます
BOSSシーズン1
BOSSシーズン2
ST 白と赤の事件ファイル
臨場 シーズン1
アンナチュラル
メンタリストシーズン1〜7
シャーロックシーズン4
ゴシップガールシーズン1・2
・短編を10本 長編を1本完結させる
短編は三本書いて、長編はいま五分の三くらいかな〜〜。今年の九月に同人再録本が完成するのですが、それに出す書き下ろし三本はぜんぜん仕上がってないので、七月中は再録本やインターン活動に中心おいて活動したいなって思ってます。
・資格を取る
とりあえず色彩検定は受けました!
六月マジのマジでドタバタしてて全然勉強できてないのですが、一週間前からガンマ切りでがんばりました。資格代メチャクチャ高いので、この一回で受かりたい! 自己採点で八割超えてたので、わんちゃんあるって信じてますよ神様。
今年受けようと思っているのは、チョコレート検定、メンタルヘルスマネジメント検定、美術検定で、資格オンパレ〜ドな勉学の一年です。もしくはグラフィックデザインを中心にやろうか迷っています。
グラフィックデザインやWEBデザインにも興味があるので、今年から本格的にデザインの勉強はじめようかなと思っています。社会人になっても一年に一回は資格試験うけたいなって思ってます。検定メチャクチャ楽しくないですか? こんなに面白いなら高校生のころからいっぱい受けておくんだった…。
四年になったら日本史検定(あまりにも日本史ができない日本史専攻なので)とか漢検とかとりたいなって思ってます。チョコレート検定は完全に趣味の産物です。チョコレート、愛しちゃっているので……。
・旅行する
以下は年明けに在学中に行きたいな〜と思っていた場所リストです。
仙台 小樽 尾道 倉敷 日光 長崎 箱根 奈良 京都 福岡 大阪 伊勢志摩 香港 台湾 鳥取 下関 名古屋
京都・福岡・名古屋・大阪・香港はいくことができて、今年の夏に尾道・倉敷と台湾と山形・仙台に行こうかなって思ってます。
ざっくり旅行スケジュールは
秋には伊勢、冬には小樽・日光 四年の春に奈良と志摩、夏に鳥取と下関と長崎、秋に箱根ってかんじでコンプリートできたらいいな〜〜。
個人的には二十代のうちに日本全国コンプリートしたいなって思っているので、在学中の貯金は半分くらいあきらめてます笑
・美容
永遠にダイエット、永遠にスキンケア。
腹筋割りたいという永遠の無理(日本語崩壊女)
まあ目標は五キロやせるの(いつもゆってる)と、美白保湿肌です。常にかわいくかっこよくなりたいって思ってるんですが、この人になりたい!っていうのよりも、もっと自分をサイコーにしたいって気持ちのほうが多いかな〜〜。個人的にはヴォーグにでてくる女性たちのヘルシーでハッピーなかんじ、パワフルで死ぬほど強そうなかんじが大好きなので、そういう女を目指していきたいなって思います。
とりあえず目標は
・五キロ痩せる(いつもの)
・うるうるの肌をめざす
・シースルーバング安定させる
・カラーメイクに挑戦する
です。いろんなメイクやファッションができるようになりたい。かわいくてかっこいい女になりたいぞ〜〜!
歩く姿は元気玉って感じの女なんですけど、たくさんやりたいことやって、バンバンエネルギーだしてこうねって思ってます。でもこれ以上元気になったら、もうそれは超新星では…?
・将来に向けて
編集やライターになりたいのは前々からで、あこがれていたインターン先で業務をすこし担当したりしています。就職はここで働きたいなって感じていますが、新卒採用積極的にしている会社ではないので、どうなるかはわからない。
わたしの理想の働き方はセックスアンドザシティのキャリーみたいなかんじで、好きな時に好きな仕事をして、ファッションも恋も友情も思う存分楽しむのがサイコーだなって思ってるので、やっぱりそうなれるように夢中になっていきたい。
たくさんできることを増やしたい気持ちでいっぱいで、とりあえずいまは
・ファッション、美容、ライフスタイル中心にライティングを勉強する
・編集を担当する
・WEBデザインとグラフィックデザインを勉強する
ができるようになりたいなって思っています。線が細くてセンシュアルなイラストもかけるようになりたいし、写真ももっとじょうずになりたい。東京にもっと詳しくなりたいし、あこがれている人にどんどん会いたい。
やりたいこといっぱいでワクワクしてます。上半期は小学校のころからブログを読み続けている、人生の指針になっているような人のセミナーに参加して、ちょっとお話もできてものすごくうれしかったので、下半期もこうなりたい!って思えている人に逢えたらなあと考えています。
いままで好きな人や気になっている人がいても全然その気持ちを伝えたことがなかったのですが、いまはSNSが発達して、好きをもっと伝えやすくなっている時代だし、どんどん好きを発信していきたい。
総括
去年と比べるとほんとにたくさん動いてるな〜って思います。去年のこの時期はけっこう大変でじっとしていたのですが、三年になった焦りと動きたい気持ちがむずむずしてて、いろんなこと試したりしてほんとうに楽しい。
こういうのやりたいなあって思っていてもティーンのころ(すでにティーンが過去のものであるという事実)は、私になんか無理というのがベースにあって、チャレンジしたりデビューするの本当にいやだったんですけど、いざ踏み出してみたら楽しさ止まらなくてびっくりしてる。人生という体験、楽しすぎない?
インターネットに関してできることもっともっと増やしたいし、東京のいろんなところをまだまだ開拓したい。自分好みになれるように筋トレがんばりたいし、おいしいもの食べてあちこち行きたい。友達にはたくさん会いたい。怖かったり、不安なこともあるし(就活もだし、お金に関することもだし、未来のことは全部怖い)、不完全でぜんぜんかっこよくなれなかったけど、でもダサいのも楽しいなと思えるようになれてよかった。本当にそう思います。
泥臭かったり、とんちんかんだったり、全然わかってないことも、悪くないなと思える風になっただけでも二十歳が楽しいです。他人と比べなくていいことや、失敗してもいいんだって腑に落ちたことを、過去の自分に教えてあげたいし、はやくここまでおいでよって言いたくなるくらい。
ぜんぜん関係ないけど、今日いった祐天寺のごはんが人生TOP20に入るくらいおいしくて幸せだった。おいしいはサイコー、生きててよかった。
薔薇には薔薇のわけがあろうに
思索です。タイトルは松野志保さんの短歌より。
惑星に 寄生する花 とがめるな 薔薇には薔薇のわけがあろうに
ものすごくすき、ものすごくきれい。
:
日本では若い、もはや若いを通り越して幼い女性がモテることはよくあるし、若さが消費されやすい社会であると思う。かわいいと若いって紙一重だし。
わたしはロリコンがきらいだけど、こういうみんながなんとなく共有している感性を批判する気はあんまりない。価値観はそうである以上の意味を本体は持たないと思うし。だから今回は単純に、若いということが、ただそれだけで人を救うことはあると思う、という話をしようと思う。
わたしはいま二十歳で、もうすぐ二十一になる。十歳のころより、今のほうが色んなことを覚えたり、忘れたりしている。十四歳のころより、今のほうがあるものごとに過敏になっていたり、逆に鈍感になっていることもあるだろう。
二十歳になって分かったことは、もう十六歳のころのような、良くも悪くもエネルギーの強い文章は書けないということだった。浴びるようにインターネットの文章を読み、それと同じスピードで文章を書いていた、あのぐつぐつと煮込まれたような傾倒のエネルギーを、今のわたしが出すことはできないだろう。
文章ですらそうなのだから、もしその時の私といまのわたしが対峙したら、体や全体のかんじから噴き出るエネルギーにきっと負けるだろうとも思う。わたしは別に元気はつらつな高校生ではなかったけど、年若いということが生む、あの無謀なかんじ、警戒心と自尊心とが入り混じったけものみたいな身体の熱さ、目の色が無条件的に明るい、あの光を目の当たりにしたら、後悔と気恥ずかしさに負けて、死んでしまうかもしれない。
女子高生や小学生男子がものすごく無敵にみえるのは、自分や環境を巻き込んでしまう勢いにあると思う。でもたいていそういうことは、自分がその歳のときにはちっとも気づけない。それが人生のミソなのかもしれないけど。
わたしは一年前、あるいは小学生の時、自分には力がないと思っていた。振り返ってみると、できることやしていなかったことが分かるものだけど、そのときはそのときの生命力を適切に使っているものだと思っているのだ。いまのわたしを、五年後の私が見たら、きっとなんて勢いのある生き物だと思うように。
たぶん、若いっていうことは、無条件であること、愛情そのものであること、自分を知らないこと、信じていること、体やこころがむきだしであることをいっしょくたにしたものなんじゃないかな。
小さな赤ちゃんや、若い猫や、年下のきょうだいの身体がやわらかくて、のびやかに解放されていて、何にもう疑わずに自分にあずけられているとき、たまらなくなる。生きているかんじや、じんわりした熱っぽい重さ、呼吸が自然なこと、なんとなく眠りそうな気配。安心されていることや信じられていることに、安心する。
こういうとき、若い命はおもいきり存在というだけでなにかを救ってしまう。
だからやっぱり、若いということにはどうしても価値があるし、それを否定することはできない。最も力のない、ただそこにいるだけの生き物こそが、自分を支えてくれていることが分かってしまう瞬間は、あると思う。
若いこと、生まれたての生命エネルギーの癒しの力がすごければすごいほど、そして自分がみすぼらしいほど、その光は輝かんばかりになる。だから若さはお金になることがある。愛人や風俗やホストたち。モデルや俳優や歌手たち。特有のやさしい光を帯びている、美しいものたち。甘い水、緑の風みたいなものや、夜に光るこけのような、そこにあるだけでなんとなく救われてしまうものは存在する。若さはたしかに付加価値になるだろう。
でもそれは、誰かが支配していいものではない。
それと同じくらい、誰かに支配させていいものじゃないのだ。
今の日本人の若い人たちは、最も人を殺さない世代である代わりに、もっとも自殺する世代らしい。一見安全そうだから気づかないだけの、ストレスや負荷に鈍感になることを、もっと怖がっていいと思う。嫌だなと思う気持ちをもっと尊重してもいい。自分が何が嫌いか、分かっておくほうがいいのだ。
何が好きか、どうしていきたいか、何を仕事にしたいか、どんどん感じて考えていこう。いつか若さという勢いを失ったとき、自分で選んできたという実感さえあれば、きっと死なないで済む。
そして、自分とは別の存在の、めんどくさくて愛情たっぷりな存在の、甘くて何もかも許しちゃいそうな笑顔に助けられることもあるだろう。自分がむかし、だれかにそうしてきたように。
2018/07/07
アンドロメダ・ハイツ
六月・五月美容メモ
後輩に化粧品買いすぎじゃないですかって言われてぐうの音も出ない。そりゃお金とぶわけだ。五月と六月の美容ログなるものです。
タイトルはよしもとばななの小説のタイトルからです。疲れた大人のみんなに読んでほしい作者ナンバーワンです。
五月・六月使い切りリスト
・ニベア ボディミルク ヒーリングシトラスの香り(800円)
→めちゃくちゃめちゃくちゃ香りが好み。すぐさらっと使えるし、保湿に期待はできないし、一か月で必ず使い切っちゃうけど、でも夏にはするする使えてちょうどいいかもしれない。あとマジのマジで香りが好き。
・マジョマジョ ハニーポンプリップエッセンス(600円)
→リップクリームとグロス代わりに使っていました。中学のころ一回買ったことあるやつをリピート。眠る前に使うとくちびるぷるるんになるけど、やっぱりフローフシのリップトリートメントのほうがすき。使いやすいし。リピはないかな~。
・抹茶るるるんパック
→京都に旅行した時に五セットで買ったやつ。最近シートパックあんまりすきじゃなくて使ってないので、全然使いきれてない。氷水でコットンパックすきするのが好きなんですよね~~。コスパ良いし、ひんやりだし。
・オウベイビー ボディスクラブ マーマレードジンジャー(2100円)
→ほんとにすきなシリーズ。香りつきが好きだからいつも期間限定の香り付きを使ってます。いまはレモンの香りをストックも含めて二個買ってあります。普段使いできるし、ほんとに推しスクラブ。
・ブルガリ プールオム オードドワレ
→大学一年の時に買った香水です。
100MLのボトルで、どこで買ったか覚えていないんですけど、昔の同級生が使ってた香りが忘れられなくて、ブランドがブルガリなことは覚えていたので、匂いを探して思わず買ってしまったものです。香りは記憶と結びついているのことをプルースト効果というらしいですね。
昔から香水が好きで、もう廃盤になってしまったグッチのエンヴィとディオールのプワゾンです。プワゾンは中学の時に買って使い切り、探し出してリピートしたくらい大好きな香水。でももったいなくて全然使ってない。
・レイヴィ ゴートミルクシャンプー(700円)
→わたしは経営が成り立っているのかわかんない地元の薬屋さんが大大大すきなんですけど、そこでみつけたボディシャンプーなんですが、史上最高に好き。香りもとろとろした感触も洗浄力も本当に愛してる。まだほかにボディソープたくさんあるので、ストックだけ買いに行こうかなと思ってる。マジで愛してるよゴートミルク……。
・ミノン乳液(1600円)
→化粧水は使い終わっていたんですけど、乳液だけ使い終わっていなかったので、フットマッサージとかでじりじり減らした感じです。私的には夏以外の季節ならオールマイティにあいそうな乳液ってかんじ。保湿力もあるしね。
・ハンドクリーム
→誕生日プレゼントにもらったものです! 見た目がめちゃくちゃかわいい。香りがサボン系で水仕事をしたあとにかならず使っていました。えへへ、うれしかった。女子はハンドクリームもらいがちですが、私的には洗いもの後に必ず使うので、もらってちゃんと使えるし、けっこううれしいプレゼントです。
プレゼント選び難しいよね。もらうときもあげるときも、私は普段買おうと思ってもついつい買わないでいるものをプレゼントします。良い入浴剤とか、高めの日焼け止めやボディクリーム、ボディオイル、質のいい櫛、メイクブラシみたいな。
五月・六月購入品リスト
・ランコム ジェネフィックアドバンスト(10800円)
・RMK グローリップ ディープコーラル(3000円くらい?)
・キュレルの日焼け止め(1600円)
・ハニーシャンプー&トリートメント(各2000円)
・ニベアボディミルク(800円)
・NARSリップペンシルシャープナー(1000円)
・NARSチークブラッシュ(3600円)
・ジョンソンベビーローション(540円)
・マミーリップクリーム(400円)
・ジミー ネイル(1400円)
・サボンボディーソープシトロン(もらいもの)
ほんとに買いすぎでは? 買い物のこと愛してるから、呪われても買い物をやめられない…………
上半期のベストコスメをあげるとしたら、
・スックのチークとNARSのチーク
・エイトフォーのロールオンタイプ石鹸の香り、レイヴィのボディシャンプー
・NARSのリップとレブロンのリップ
・オウベイビーの期間限定香り付きスクラブ
・無印のアイラッシュカーラー
かな!
化粧品のことメチャクチャ好きなんだけど、メンタルおいやられているときはもう生きる以外何にも考えられなくなるんだよね。最近スキンケアさぼってるので、スキンケアに力いれるぞ……というきもち。次の化粧水はアクセーヌにしようかなと思ってます。
おすすめスキンケアあったらばしばし教えてください。いっしょに美の話しようね
かつて魔窟の国
香港旅行の後編 三日目と四日目、あと全体のまとめです。タイトルの魔窟は九龍城的な意味でつけました。ぜんぜん香港っぽいタイトル浮かばなかったので自作です。上海ならいっぱいあるのになぁ~~
前編は下記リンクです
<3日目>
死ぬほど詰め込んだ香港観光の1日でした。この日30000歩近く歩いてるんですよ、やばくないですか? 消費カロリー700以上だよ。もう何食べてもよくない?(よくない)
ホテル近くで、初心者にもおすすめと書いてあったお店で飲茶を済ませました。
(人生初飲茶~~)
飲茶っていうのは、中国広東省、香港、マカオを中心に行われている習慣で、中国茶を飲みながら点心を食べることだそうです。今はあんまり聞かないですが、世界三大美食の国なだけあって、ごはんがあちこちおいしくて幸せでした。
フォトジェで有名な、(たぶん海外では本来の歴史観よりもおしゃれだからって意味で有名そう)な黄大仙(ウォンタイシン)廟へ。ウォンタイシンという香港の有名な大仙人のお墓で、道教のお寺らしいです。
道教独特のカラーである金黄色の屋根に、精細彫刻の仏像、赤い円柱が立つ、とにかく豪華で古典的なイメージの建物でした。奥のほうに庭園があり、表のお寺だけでなく会員しか入れない場所もあるなど、意外に広い場所でした。香港のお線香ってきらきらしてて長くて大きい!
日本と違って鉢にさすだけでなく、3回頭を下げて、お祈りしたあとに捧げる形式らしいですね。ちなみに占いが人気だそうでしたが、日本語対応が見つからなかったので今回はあきらめました。今度はいきたいね。
それにしてもとにかく豪華絢爛で、見ごたえありました。ザ・フォトジェニックってかんじです。
そこからメトロでわたしが生まれた病院を見に行きました。外装を見に行くだけのつもりが、思ったより遠くて、しかも死ぬほど坂の上にあるんですよ。死ぬかと思いながら歩きましたね。
病院は総合病院でメチャ広く中にスタバまでありました。それにしても都市が本当にシムシティっぽい。あとベランダがないので、換気扇を外の壁に貼り付けている高層な建物が多く、不思議なでこぼこがあちこちにあっておもしろかったです。海外のスタバ、トールとかって頼まないんですね、普通にミディアムとかでした。そのお店だけなんかな。
香港の海と建築美を一望できる公園に立ち寄りました。ヴィクトリアパークっていうのかなこれ。
父はこの辺に住んでいたんだとか。潮風はそこまで磯っぽくなく、風が強く、青は日本の青よりもずっと緑がかったティファニーブルーみたいな色合いでした。フィルターありなしでもあんまり変わらなくてびっくりしたもんね。
死ぬほど迷いながら、わたしが一番行きたかった文武廟へ。
香港最古の道教のお寺で、文神と武神が祀られているのだとか。香港がイギリスにより植民地化された後、1847年に中国人の実力家によって建てられたお寺で、民家のような小さな建物です。
3つに分けられた建物の中はお線香が絶えず焚かれ、捧げられています。また廟のなかには、渦巻き状の大きな線香が有名で、この線香の煙は、祀られている神への敬意を表するためのお清めの意味と、煙を絶やさないことで神への思いを絶やさないようにとの意味も込められているそうです。
フォトジェというより美しく映える画があるかんじかなあ。光が差し込む様子とか、日本と違うお線香の香りとか、これぞエモという風景でした。
いわゆる百万ドルの夜景がみられる香港一高い山、ヴィクトリアピーク。ほんとはピークトラムにのっていくべきなんですが、死ぬほど混んでたので断念。
いまではそこまで珍しい夜景風景でもないと思います。百万ドルとまではいかないと思いますが、香港の夜景と百万ドルと呼ばれた時代には、ここまで夜の明るい町があること自体が珍しいと思うので、そのときはたしかにそれだけの価値のある風景だったのかもしれません。
風がめちゃくちゃ強くてべとつき、髪がすべてさらわれながら、ぐるっと見て回る感じでしたが、もし自分がずっと香港で生きていたら、わざわざここに来ることもないのかなと思うとちょっとエモかったです。
山を下りて、香港の名物ストリート、女人街(ノイヤンガイ)へ。
たくさんの露店並ぶ、チープでディープな世界で、たくさんの露店やお店が日々にぎわっているエリアだそうです。九龍でもっとも有名なナイトマーケットで、いかにもなチャイナ服やイミテーションのバッグ、中華茶器などなど夜12時すぎまであかるい露店ストリートです。
時間がなくて購入まで行きませんでしたが、この近くはわたしも手が出やすいコスメショップがあったりして、歩き回るのが結構楽しい街です。
ザ・香港ってかんじなので、行く人はぜひぜひ足を運んでほしいですね! 今度はわたしもなにか買いに行きたいなあ。
いかにもってかんじで、ネオンもあかるく、けっこう上がります。
<4日目>
あまりの疲労に耐えかねて、お土産などを爆買い日本人化しながら帰国しました。そしてアルバイトの入社をすっぽかすバカをやらかしました。(なんとかなってよかったね)
お土産として購入したのはクッキーカルテットのクッキーです。香港はクッキーブームだそうで。みんなに配る用と、自分用のバタークッキーを購入。バターきいててめちゃくちゃおいしい。百万個食べたい。
あとは一年位前から流行っているメディヒールを三パック。ほんとうはかわいい茶器みたいなものを購入しようと思ったのですが、微妙に時間がなく……。
あとはお母さんへのお土産にランコムのジェネフィックアドバンストと、化粧水と乳液。自分用にも一本買いました(ヤバ) しかもプラスでリップも買ってるからね。ほんとに積みリップふやしてどうするんだ。唇も顔も一個しかないの、たぶん理解してないんですよね。
脳みそがないので美容液を買い、そして美容液を買っています。
旅のお供の読書は、京極夏彦の鉄鼠の檻とよしもとばななのチエちゃんたちの夜です。京極夏彦は文庫本で1400ページくらいあるので、旅にお勧め。よしもとばななは本がうすいので、さらっと読みたいときに。二冊ともちょうど読み切る形で旅を終了。
旅のお供には分厚い本を持っていくのがわたしの習慣で、旅の記憶や匂いと結びついて、結構特別な一冊になることもあります。いまはキンドルとかで気軽に何冊も持ち歩けますが、わたしはやっぱり紙媒体が好きですね。Wi-Fiがなくても読めるし、目も疲れないし。
<まとめ>
香港旅行のまとめとしては、香港は意外にちいさいので、メトロとバスを乗り継げばけっこういろんな場所を巡れます。四日まるまる旅行したら、行きたいところはほとんどいけるんじゃないかな~と。
食べ物もおいしいし、気を付ければ治安もそこまで悪くはないし、若い女性の一人旅行にもおすすめできます。わたしはぜんぜんしゃべれないけど、英語も通じるしね。ただ大きい通り以外はやっぱり通らないのがおすすめです。
あとびっくりしたのが、チップ制ではないところ。日本と同じくサービス料が料金に初めから追加されてるんですね。チップなれてなくてもいける。
とにかく夜が長くて豪華。次行くときは九龍公園、女人街で買い物、ランタオ島、スタンレーなどなど、ゆっくりめぐる旅がしてみたいな。
今年の夏は台湾に行こうとお父さんと話したので、台湾旅レポもしたいな~~。
大学在学中に行きたい場所リストを最後に乗せます。おすすめスポットとかあったらおしえてねん
仙台 青森 小樽 尾道 日光 長崎 箱根
夜は香り来たる
香港旅行ブログ
お父さんと三泊四日の香港旅行にいってきたのでそのレポです。香港旅行といいってもお父さんの旧知の知人に会うとかで若干仕事の関連もありますが、親子水入らずで楽しんできました。
タイトルは夜来香(イェライシャン)という花の名前です。李香蘭(山口淑子)のヒット曲なので、香港というより上海なんですけど、好きな曲なので…リンクは原曲の音が割れていたので上戸彩さんカバーのものです
わたしはハーフ(いまはハーフじゃなくて、ミックスとかダブルっていうみたいですね)で、母がフィリピンの人なんですが、父と出会ったのは仕事先の香港だそうで、わたしが生まれたのも香港です。
あと二ヶ月生まれるのが早かったらイギリス領香港生まれって言えたんですが、九龍地区の病院に生まれたそうです。生まれたというだけで特に関わりもないんですが、二十歳になったし、自分のルーツを知る機会にもなるかとおもっての旅です。
旅に当たって死ぬほど真面目なお父さんが娘との旅行に日程表を作ってくれました。せっかくなので、日程表をアップします。ほんとに大体この日程表の通りに巡りました。これ、大サビなので何回でも言いたいんですが、修学旅行かよ………
<1日目>
初日にして香港ではなく中国に入国しててナンジャコリャというかんじですが、私も小学校の時分から多少関わりのある父の知人とごはんと食べに蛇口へ。
(これは香港から蛇口へ行く途中の海です)
蛇口はシンセンと読み(らしい)、その昔はライチの林と野菜だけど赤土の土地だったものが軽工業の工場地帯として栄え、近年になって根付く人が増えておおきくなった都市だそうです。
わたしが訪れた時は高級マンションがぽんぽん建設されていました。蛇口の地価メチャメチャ高いみたいで、手付金だけで日本円にして3000万越えなお部屋もあるみたい。
(これは信じられなくエモく撮れたフェリーの写真です)
建築物がシムシティみたいなかんじで、ちょっとデコボコして複雑な、違法建築の香りを感じる(そんなことはもちろんないですがわたしの主観としてです)景色でした。
そこからホテルに向かってチェックインし、広東料理をいただきました。一応北京ダッグも作れるみたいで、北京ダッグも食べましたが、無知蒙昧で、広東料理が魚介系ってことすら知らなかった。
スイカジュースを頼んだのですが、ほんとにスイカの果汁だけでできているみたいな自然な甘さでびっくり。百合根をきくらげとセロリで炒めたものもいただいたんですが、百合根を食べるのははじめてでワクワクしました。なんとなくほの甘いような味…?
中国だとこりこりした食感のために使われているのかな、日本だと生でたべられるお店もあるんだそうです。日本で百合根はほとんど生産されていなくて北海道の一軒の農家のみで、月光百合根ってなるものを育てているとかどこかで読みました。ちょっと風雅ですよね。
(ホテルからの風景とかです これは父)
それにしてここまでワイファイ通じないと思っていなくて、ポケットワイファイ忘れるの怖くて、もってききてないの後悔してばかりです。ぜんぜん連絡つかないし…ホテルのワイファイ弱すぎるし…
でもホテルはいいホテルでした。あんまり期待はしてなかったんですが、日本のセミスイート並みの広さがあり、お風呂も豪華でびっくり。蛇口のはずれらへんなので、土地が安いんでしょうか…
この日はちょっと読書をしたのち、11時に就寝。
<2日目>
朝食はホテルのバイキングで食べました。オートミールとスイカジュース、卵焼きとベーコンとあんまんをいただきました。オートミール食べたの久しぶりでついお代わりしちゃった。
(二日目の朝食)
東莞市の可園なる清代の高官官僚の館跡へ見学に。南国の暑さのなか、父の知人の説明をうけつつ大きくぐるっと巡りました。なにしろ暑くて父がノックダウンされ、1時間くらいで帰ったのでざっくりみて回った感じです。
南方のお家なので、つくりが唐破風やモザイクの壁など、日本の沖縄調でした。正確には南方中国の様式が日本に伝わったのですが。獅子舞や豪奢な透し彫りなど、沖縄でみた装飾の原点になったものだろうなと推測。
中国は南になればなるほど開放的で熱を通さないつくりになっているそうで、建物の床や椅子も大理石、扉は正面の門を以外ほとんどなく、開放されていて熱気と湿気を逃すつくりです。装飾なども木を中心に彫り込んだものが多く、石のオブジェは細身で、書画も花や鳥などを細かく書きこんだものが多いんだとか。花鳥風月ってやつですかね。とはいっても近代の建物なので、建築様式自体が古いのではなく、昔のものを下敷きにしたものでしょうが。
むかし金瓶梅という中国四大奇書を読んだことがありますが、開放された石造りの館や果物の描写といい、きっと南方が舞台だったのだなあと感慨深い気持ちになりました。昔読んだものをこんなことで思い出すとは。ちなみに、北は石を彫り込んんで装飾し、椅子などは木材が中心だそうですよ。
しかしこうしてみると日本の建築様式なんかは時代が古くなればなるほど、中国の様式をまるごといただいた、唐風のつくりが多いなと思わされますね。平安神宮も唐破風ですし。
気候は四月とはいえ、薄曇りで風もなく、なまだるい、肌にへばりつくような熱帯の空気が充満している感じでした。高校生のときフィリピンに旅したときを思い出すような、南の国独特の、まとわりつくような湿気です。
なにもしなくても汗が出てきて、なんとなくだるく、逃げられないでいるうちに逃げる気を無くしてしまう感じ。南の人は往往にしておおらかというか細かいことは気にしない人が多いイメージですが、これは気候も関係しているんだろうなと。
熱帯の環境のなかにいると、抵抗する気を失うくらいからだが動かないので、怠惰とか性質とかそういうものを超えた人間を生温くする力が土地全体に漂っているのかもしれない。あと街がシムシティっぽい。
車で1時間半ほど移動し、アヘン戦争で舞台になった虎の門とアヘン戦争の博物館へ。気が狂うほど暑くて、車と自転車とバイクと人が練り歩いているような道を通りました。しかも道々の両端に屋台が置かれていてココナッツジュースや海鮮の焼いたのや(とにかくわけわかんないソース降っとけばいいと思ってる)や宗教の聖典なんかが売られてました。縁日みたいだね。
博物館内や見学中、見回りの人が死ぬほど大声で叫ぶので、怒られたような気分になりながらめぐりました。特別展は女性の髪飾り特集。オタクがみんな好きなやつです。いつか自分もこれつけてみたいよね、わかるわかる。
わたしは近代の思想史を卒論にしようと考えていますが、こう考えると近代都市ばかり巡っていますね。まあ歴史の浅いところが多いだけなのかもしれないが、香港も歴史の比較的新しい都市ですし。
(これは香港のビルの街並み)
フェリーで香港へむかい、ネイザンロードのネオンを歩き、ディナーにフカヒレスープや、あわびやくらげサラダなどをいただきました。ふかひれスープにはたぶんかぼちゃが入っていて、味が濃くてメチャメチャおいしいかった。
香港はとにかく夜の長い。2時まで人やお店が開いていて、外は暑くてがやがやしていて、貧富の差もすごく、ペニシュランホテルの通り違いには物乞いの人たちがいたりと、日本の都会よりももっと生々しく、もっと熱くてあまだるい、気力と疲労が空気の中で階層をつくっているかんじの都会でした。
フィリピンの熱気は子供の肌の暑さに似てましたが、香港の暑さは都市特有のぐるぐるした空気がまざりこんでいるかんじでした。
あとエレベーターがめちゃくちゃに早い。音速。
ほかの国やほかの都市は、自分の知っている肌感覚や時間の流れがちがうのがたのしいよね。
長すぎるので、3日目と四日目は後編にて。
追記 安室さんのことを書いた記事がちょこっと取り上げられたみたいで、普段雑記ブログなのでなんだか恥ずかしいような気持ち……
誰かの願いが叶うころ
五月文化ログ
五月はたくさんアニメやらドラマみたのでそのログブログです。タイトルは宇多田ヒカルの曲名からなんですが、コードギアスとかデビルマンクライベイビーとか、ほんと、誰かの願いが叶うころ…ってかんじの作品多かったので……胸に来る作品ばかりですが、名作にたくさん出会えてうれしいです。
シティハンター1期(52話)
シティハンターが実写映画?だか再アニメ化するらしいので、気になってみてみました。フォロワーさんが全人類冴羽りょう推しっていっていましたが、わかる。かっこよすぎる。いわゆるピカレスクロマン、ダークヒーローというものですが、コミカルなタッチで描かれているために、ぽんぽん見ることができます。毎度登場する美女キャラにも注目ですね! 絵もレトロなかんじで、古臭さを感じさせませんし、長いですが見てみる価値はあるかもな~と。
コードギアス反逆のルルーシュ(25話)
コードギアス反逆のルルーシュR2(25話)
祈りと呪いは紙一重ってことが身に染みるアニメ。わたしとしては、誰かの願いが叶うころって副題を付けたいくらいの業アニメ。全女みてほしい。
実は小学校のころ、ほんとうにななめ読みなかんじで見たことあるんですけど、けっこうななめ見だったらしく、あんまり細かいところ覚えてないので、たのしい二週目プレイ決めました。2018年だしね。映画も見に行きます。でもこれリアルタイムで見てたらほんとに自殺してる辛さだな……って500回くらい思いました。
攻殻機動隊SAC 26話
攻殻機動隊2ndGIG 26話
攻殻機動隊SSS(映画)
ロボアニメ。クールでスタイリッシュ、かつおしゃれなアニメ版刑事ドラマって手触りです。謎解きや犯人を追い詰めるのを楽しむんじゃなく、作りこまれた世界観に浸ることができるタイプの作品。
義体化(サイボーグ化)などのワードの説明はありませんが、直感的にわかるのがすごい。現実にありそうな世界のなかに圧倒的な科学が練りこまれている感じ。SF要素抜いてそのまま刑事ドラマとしても成り立ちそうな感じ。読後感になにか思わせるような切ないさわやかさがあるのが好き。
機械とは何か、人間とは何か。何をもってして人間たり得るのか。ちょうどいま動物や家畜についてちょこっと勉強したので、それもあってすごく面白かった。全人類みてほしいけど、たぶんちゃんと腑に落ちるには何回か見返す必要があるアニメだなとも思います。完成度がとても高いアニメでした。
タチコマちゃんに関するエピソードはみんな好きです。ぼくらはみんな生きている、と歌い、それにきみたちにはゴーストが宿っているんだねとバイオロイドくんがつぶやくシーン、情報の並列化を繰り返し、じゃああいつはちゃんと「死」を体験できたんだねというシーンなどなど、胸に残る場面が多かったです。
特にお気に入りのシーンは、一期SACの最終話で、素子が好奇心と答えるシーンです。そっと体の奥に残るようなアニメでした。見ることができてよかったと思えます。
アカメが斬る!(25話)
息抜き感覚で見始めたラノベ原作のアニメです。メチャクチャ王道の勧善懲悪なんですが、思っている倍のスピードでバンバン人が死に、キャラクターのことごとくが死ぬのがちょっと意外で面白かったかな。あと戦闘シーンが結構見ごたえがあるのがよかったかな~。内容自体はけっこううすいし、原作のほうが重たくて充実してると思いますが、起承転結わかりやすいので重たい気持ちにならず見れます!
成長するとどんどん重たいシーン読めなくなりますが、息抜きアニメとしてはよかったかな~と。あと武器のナマエのゴロがかわいかった。ライオネルとかパンプキンとか。
メンタリスト シーズン1~4(25話)
メチャクチャ流行った海外ドラマで、一シーズン25話で、シーズン7まである刑事ドラマです。これに関しては全部見終わった後に感想を書きたいので、また後述を張りたい。
デビルマンクライベイビー(10話)
ネットフリックスオリジナルアニメで、デビルマンのリメイク作品です。質のいい深夜帯アニメってかんじで、絵柄としては四畳半神話体系とか化物語系の線で、R18作品です。
悪魔が人間に紛れ込み、気づかれないうちにすこしずつ人間世界を支配しつつある中、主人公の不動明は悪魔アモンの力を手に入れたまま人間の心を保った「デビルマン」になってしまう。悪魔の力を手に入れてしまい、いままでの気弱だった性格や外見が一変する。幼いころの親友飛鳥了に誘われてのち、その爆発的な破壊力を行使していくが…。といったあらすじですね。
良質なリメイクで、原作も原作アニメも見ていないのですが、これだけで一つの作品として完成されています。
ものすごくよかった! お気に入りの作品です。エンディングは壮大な自業自得というモヤモヤが残りましたが、10話というテンポの良さで、胸に来るしんどさや、人間のような悪魔と悪魔のような人間の対比や、ものすごく非現実な色彩やキャラクターの無機物感が、逆にリアリティを生んでいるアニメかな~と。私たちの世界じゃないって思っているからこそ、安心して感情移入することができ、入り込んだ先には今生きている現実を感じることができるってかんじでしょうか。
このアニメにおいて愛は支配ではなく信じることで、本当に悪魔であったのは了ただひとりで、明はやっぱりそれを救うことができなかったのだと思います。救うことはできなくても、愛において革命することはできたのかなと。この一転においては、私の大好きなアニメ少女革命ウテナと同じアプローチがあるなと思いました。
人が人を救うことも助けることもできないと私は考えているんですが、救いと助けを求めるなら救われることも助けられることもできると思っています。
了が救われなかったのは、了がただ一人であることを望み、そのうえで明を愛してしまったがゆえにだと思います。つまりあまりにも強い存在には助けが必要ないので、救いも発生しないし、助けられようと初めからしていない人を助けることができません。人間は弱くて愚かで悪魔的であることを強調する場面の多い作品ですが、その弱さゆえに愛が生じえるというのが一番大事なポイントかな~とも思いました。
9話のハグのシーンは、了という大きな絶望にわずかにでも勝ったという意味を持ち、それは美樹の信じることをあきらめない心から生まれたものです。人間は他のことを理解することはほとんどできないけれど、他の存在の中に光があることを信じることはできます。この無条件的で一見無謀な信じるというエネルギーことが、人間が人間でいられる、人間たり得る条件の最後の一つなのかなと。
美樹は自分を魔女であることを否定しませんでした。セックスという身体的つながりも血縁関係もない美樹と明にとって家族として過ごしてきた思いやりと日々こそが絆という契約なのかなと。魔女でありつづけ、悪魔を否定しなかったことが美樹の愛情であり、魔女狩りの原因だとも思います。とにかく好感の持てるヒロインでした。すごく好きなキャラクターです。
美樹にとっても了にとっても、明はずっと泣き虫のままでしたが、了は明を愛していても、きっと信じてはいなかったと思います。その意味で、やっぱりこの作品において愛は支配ではなく信じることという意味を持つなかなと。
メチャクチャ長くなりましたが、最初からエログロがきついし、けしてハッピーエンドではない胸に来るしんどい作品ですが、ぜひ皆さんに見てほしいなあと思います。
全然関係ないんですけど、辺境個人ブログなのに毎月100PVくらいあるのほんとうにうれしいです。個人メモだから何か供給できているとは思えませんが、やっぱり書いてくれたものを見てもらえているっていうのはいつ何時もうれしい。
これからも細々書くと思うので、よかったら暇なときにでものぞいてね
いまでもあなたはわたしの光
新歓を4/1から4/7まで半分くらい参加し、履修を決め、いったん実家に帰り、これまた京極夏彦と吉本ばななをよみ、面接に行く日々。あまりに日常。タイトルは米津さんのlemon 下記にリンク張ります 全人類聞いてほしい
特に特筆するような出来事がないので、とりあえずコナンの映画の感想でも言います。文化ログです。でもほぼ安室さんの話です。
『劇場版名探偵コナン ゼロの執行人』感想
安室さんがかっこいいだけの映画。
いや、かっこいいだけというわけではないんだけど、とにかくかっこよかった。アクセル踏むところの狂気じみた笑顔とか、恋人発言とか、ドライビングテクニックとか……。
あらすじは東京にできた大型サミットの爆破され、その場に降谷さんの姿が映る。爆破には毛利小五郎が関係しているとされ、彼の逮捕をめぐってコナンと安室が対立する。真実を暴く名探偵と正義を貫く公安の極秘任務ミステリー(ざっくり)です。
シナリオの出来はそこまでいいというわけではないかなという印象。コナン君は万人受けの作品とは言い、リーガルドラマとかに興味がないとたぶん今回の謎はなんもおもしろくないと思う。大人向け刑事ドラマってかんじだったので、ストーリーだけだったらから紅のほうが私は好みです。
降谷さんが主人公のせいか、大人向けのストーリーではあると思うものの、スピード感があるわけではないので、いつものコナン節を楽しみにすると肩透かしかもしれない。
わたしは最近99.9を見たばかりなので、結構興味を持ってみることはできたが、いかにもコナン映画!っていのを期待していたので、あんまりワクワクさせられるものではなく、どっちかっていうと提供された情報を自分で料理していくほうが楽しい脚本かなと。
が、そんなことはもうどうでもいい。
安室さんのかっこよさだけを期待してみてほしい。かっこいい。ただひたすらにかっこいい。
安室さんというより、公安の降谷さんが主人公なので、降谷さんという人が普通にハチャメチャ策士で肝が据わっていて怖いハイスペッククレイジーイケメンだということを骨身にこたえるレベルで教えてくれる。
あと夢女はみんな安室さんの彼女になれるので、そういう意味で見てほしい(最悪)
夢女御用達の映画サービスをかましてくれるが、そんなドイケメンの弱点は赤井とコナンくんらしいので、どの方面の女にも対応していらっしゃった。すごいね(最低)
映画いちばんの推しシーンは、僕の恋人は以下略のところです。ほんとこれをみれただけでも1500円の値段払ってよかった。
ありがとう公式。ありがとう安室さん人気。
『アンナチュラル』
ドドドドエモ。エモOFエモ。人間はみんなみて。エモい人はみんな好き。lemon死ぬほど泣ける……。最終回の六郎くんがもう一度自己紹介するところ、中堂さんの恋人のお父さんが、あなたの旅はまだ終わっていないというところ、骨壺をようやく受け取ったおじいさんがお帰りなさいをするところ、白夜を見に行こうと約束するところ、とにかく好きなシーンが多いドラマです。本当にみてよかった。
4話の過労のはなし、自分の父も働きすぎの人なので、ド感情移入してしまってぼろ泣きしてしまった。みんな働きすぎないで、クオリティオブライフで生きてほしい(私情)
読書
京極夏彦 狂骨の夢 ジョロウグモの理
1400ページ越えくらいの分厚いさいころ文庫本。あいっかわらず性癖ど真ん中の本。淫し邪教とか……ユダヤがどうのとか……こういうのサブカルって言えばいいのかわかんないけど、サブカル女なのでだいすきです……。
よしもとばなな さきちゃんたちの夜
癒されたくなった大人はよしもとばなな読んでほしい
めちゃくちゃ中身のないアレで申し訳ないけど、現在安室さんの興行収入は62億(とんでもねえ)らしい。でも千と千尋の神隠しの興行収入は300億らしいね(とんでもない通り越してもはや天元突破してる)。最後にもう一回見に行きたいな~~って思ってます。
なんか最近、夢女夢女子に優しい世界じゃない? わたしが夢女一年生だったころ、メチャクチャ厳しかった印象あるんだけど、なんでこんな生きやすいんだ? ありがとう世界、ありがとう追い風(夢女十年選手)